エタバン、うに招待客に。

日常



通称「エタバン」



正式名称
エターナルバンドとは、特別な相手と久遠の絆を誓い合う誓約。


FF14の世界ではそういうシステムがある。


なぜこの世界にそういうものがあるのか?


オンライン上の人間同士、顔も見えない年齢も知らないもしくは性別も。



ただ交わすのはその魂の心の言葉。



エオルゼア。現実世界で違わない、一つ違うのは人に作られた愛情に満ちた場所。

細部に込められた想いは誰かの心を打つ。

様々な思いで。




誰もが自分が自分でいられる居場所を求めてる。









ルシさん、ナナさんおめでとう〜

 

式を終えたFCamigo一同はハウスへと戻ってきていた。

花嫁さん花婿さんを囲い写真撮影〜💕

余興が始まった。

後にFCamigoにムーブメント🔥を起こすユイさんの演奏だ。

みんな静かに耳を澄ます。

やいのやいの。ナナさんとルシさんへの演奏は続く。

ユイさんは恥ずかしながら、はみかみながら演奏を続けてく。
みんな聞き入ってく。

寄り添う2人を囲いながら丁寧にその音楽の音を重ねてく。
 

みんなその曲と共にその時をゆっくり過ごしていた。

2人はどう感じていたんだろう?

演奏が終わると、歓声が上がる。

ルシさん、ナナさんとても喜んでくれたようだ。

主役の2人は白いチョコボに乗り

その日は終わりを迎えた。





いや、始まりなんだ。2人にとって。



 

 

その日はソワソワとFCamigoのメンバーが黒衣森 : 東部森林にある「十二神大聖堂」へと集まってきてた。

ドキドキとワクワク。

今日司会のレンさんがみんなを誘導していた。
どうやら初めてのエタバンの司会に緊張しているようだ。

メンバーが多くて落ちてしまわないかちょっと気をつけながら(大丈夫だろうけどw)人が入っていくのを見ている。少なくなってきたかなってところで招待状を手渡し、会場へ。

 

待合室。当然のことながら今日の主役の2人はまだいない。

うーん、ドキドキしてきたぞw

他愛もない雑談や

ララフェル専用席に癒されながら待つこと何分か。

ついにエタバン式場へ。

薄暗い。

でも華やかで

2人の門出を祝う

セットがそこにはあった。



司会のレンさんに促されながらそれぞれが椅子へ座ってく。


すると目の前

 

凛とした2人が現れた。

神聖な儀式。

本当に秘めてる想いは2人しか知らないんだろう。

それでいいと思うし

エタバンをやろうと思ったのにも

たくさんの想いや出来事があったんだろう。


なんだかんだナナさんはamigo独自の誤爆は文化を豪快に披露しw
大爆笑に包まれたわけだけど。



※誤爆は文化=チームチャットやパーティチャットなど文章を間違えて打ってしまうこと。その都度「文化〜」や「ぶんぶん」やら「文化祭」など独特な言葉が生まれてきたという。



その誤爆王である司会のレンさん、あまりにもちゃんとしてたので「マクロ」と称され散々な言われようにも関わらず最後まで自分の役目を全うしてくれた。




そして式も終盤に。

 



巨大なアーチを抜け


2人は新たな旅路へ。




本当に本当におめでとうございます!!!!


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